焼酎の健康効果

焼酎は他の酒類と比較して健康に良いと言われていますが本当なのでしょうか？

このページでは、その効果について考えたいと思います。

【血液サラサラ？】

焼酎の特徴として、最も期待されるのは「血管の詰まりを取って、血行を良くする《血栓溶解パワー》です。

いろいろな酒を飲酒した後に採血する実験では、ワインの２倍の血栓溶解度が確認されているようです。

私の理解では、その実験がどの程度信頼できるものなのか分かりませんが、「ある程度の効果はある」と考えても良いのではないでしょうか。

それではなぜ、焼酎に血栓の溶解パワーがあるのでしょうか？

私が調べた限りでは、その要因は特定できていないようです。

ただ・・「焼酎の香りによるアロマ効果が血栓溶解に関係していると推測される」ということが研究されているようです。

焼酎を飲むときには、できるだけ香りを楽しんで飲むようにすると効果が期待できるかもしれませんね。

長寿世界一の泉重千代さんが、黒糖焼酎を愛飲していた話は有名ですから、焼酎の健康効果についても何かしら期待してしまいます。


【焼酎で痛風の予防？】

この説は、焼酎に含まれるプリン体が少ないことからきているようです。

痛風の原因のひとつに尿酸値の上昇にあります。

プリン体は、その尿酸値を作り出すので、痛風の要因のひとつだと言われています。

よって、焼酎はプリン体が少ないので、痛風になりにくいお酒と言われるなら分かりますが、焼酎で痛風が予防できるというのは、言い過ぎのような気がします。

「プリン体の多いお酒を飲むなら、焼酎を飲んだほうが痛風になりにくいかも・・」という程度に考えてよいのではないでしょうか。


なんにしても、焼酎が健康的であるからといって、飲みすぎては逆効果になりかねません。

また、お酒だけを焼酎にしたからといって、他の食生活が不健康では効果もないでしょう。

お酒は「ほどほど」が一番です。飲みすぎには十分注意しましょうね。

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